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5月4日(土) ヤンゴンに魂をゆさぶる芸術の花が咲く

午後1時前、ヤンゴン日本人学校のアセンブリーホール前にはもう開場を待っている多くの人が列に並んでいます。
会場内に入ると、中は照明が落ちていて暗がりです。その中で前方にステージがあり、中学生たちがダンスをしています。
今日のステージの一つの山場にYJSの中学生が競演をすることになっており、その本番前リハをしているのです。
リハーサル

1時開場、続々と会場に観客が入ってきます。今日はYJSの児童生徒は全員登校していますので、開演前に入場、そして一般のお客様も一緒になって開演前にはほぼ満席となりました。300ほど用意した一般席がいっぱいです。

1時30分の開演まで待ちきれずにいるお客様の思いが、開演前にパントマイムなどのパフォーマンスとなって、観客を喜ばせています。
開演時間が気にかからないほど引き込まれ、いつの間にか本番のステージが始まっていました。
開演

今日の公演「未来の扉」は嵐などの今を時めくアイドルたちの歌の歌詞を手掛けていた戸沢暢美さんの遺志を受け継いだ戸沢財団が主催、そして出演はその志に感銘した「心魂」のグループのメンバーです。
このメンバーは元劇団四季に所属していたプロの俳優や、音楽の道でプロの人たちです。

アセンブリーホールがミュージカルの舞台に早変わりです。
歌を聞きに行かれない子供たちに本物の歌を届けよう、との熱い思いが、このミャンマーで孤児院や病院での公演となり、ミャンマーで学ぶ子供たちとヤンゴンに住む日本人の心を支えようと今日のアセンブリーホールでのステージが実現したのです。YJSでの開催は今年で3回目となります。

歌で世界を回ろうと地球儀に記された国を子供たちが指定すると、その国に関わるミュージカルナンバーからの歌やダンスや演奏が披露されます。
最後に指定された地域はアフリカ、アフリカを舞台にしたミュージカルといえば・・・、ライオンキングです。
アフリカ調のドラムの音、中央にはライオンキングに扮した女優が登場、そして仲間を呼ぶ声と同時にYJSの中学生たちが立ち上がり、ステージへ。
そこでプロとYJS中学生31名との一体となった舞台が繰り広げられました。
昨日わずか1時間のレッスン、その後生徒たちだけで短時間、そして今日のリハーサルだけの練習です。
わたしにはまるでずっと一緒に公演に回っているバックダンサーたちのように思えました。

「失敗を恐れるな。心を素直に表現しよう!」との昨日教えてもらった言葉をそのまま受けとめ、今日のパフォーマンスとなりました。

この瞬間、生徒たちの一日の成長ぶりに、目頭が熱くなってきたのは私だけではないでしょう。

子供たちの素直な反応で会場は盛り上がり、素晴らしい歌声を聞かせてくれた1時間30分のステージはあっという間に終わってしまいました。

最後に、戸沢財団の理事長が登壇、財団設立の趣旨が説明され、その思いに今日のステージが崇高な志から実現したものだということが会場中に伝わりました。
今回のステージのチラシは本校の中学生がデザインしたものです。その生徒へのお礼として図書カードの贈呈式も併せて行われました。
図書カード贈呈

出演者、それを支えるスタッフが見送る中を、来場した多くの人が、「ありがとう」、「すばらしいステージでした」と笑顔で会場を後にしていました。
ハイタッチで退場

来年もまた!
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