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4月30日(火) 平成最後の日のヤンゴン日本人学校

4月30日(火)

平成最後の日となりました。

ヤンゴン日本人学校は、ノーチャイムです。子供たちはチャイムがなくともよく動きます。
小学部と中学部の授業時間が違うためにチャイムを鳴らせないことが一番大きな理由ですが、機械的なチャイムによって受動的にではなく能動的に行動できる態度を育てることが大きな狙いです。
そしてチャイムがないことで全体が静かにもなります。教員も授業の終わりが、チャイムによって打ち切られないので、遅くなっても早くなっても終わるべき時に終了します。
とはいえ遊びに夢中になると、やはりそこは子供です。特に小学生は時間を忘れてしまいます。
そこで、懐かしい鐘の音が登場です。今日は朝の区切りの時間に教務主任が50年ほど前?の学校の用務のおじさん風になって鐘を鳴らしていました。
鐘を鳴らす教務

「あの鐘を鳴らすのはあなた」との歌もありましたが、先日は児童会長が校舎中を走り回って鳴らしていましたが、すみません、本当は誰の役目なのかまだつかみきれていません。
またお知らせします。

朝読書の時間、1年生の教室には6年生が読み聞かせをしていました。先週、私が呼ばれて練習を見に行った6年生です。練習の成果は・・・?
4人の6年生の前に1年生たちはずっと近寄って、まるで温泉にでも浸かっているような表情と穏やかさです。
6年生の読み聞かせ

そういえば、10年ほど前、小学校の校長をしているとき、「授業には子供たち同士をつなぐことが大切で、そこから学び合いが生まれる。」とご教授いただいた著名な教育学の先生から、「低学年は担任を中心に、ぎゅーと集まって、温泉に入っているような安心感をまず作ることが大切だ。」とご指導をいただいたことがありました。
そんなご教授をほうふつとさせる光景です。1年生たちは安堵感をもって、お兄さん、お姉さんたちとつながっているのです。

1時間目、3年生が校庭に出ていきます。「何の時間?今日は何をするの?」と尋ねると、「今日は虫探し!」と元気な返事が返ってきました。
暑いヤンゴン、たくさん虫が生息してそうですが、さすがに虫たちも暑くて、草の陰に隠れているようでなかなか見つかりません。
そんな中撮影したこの写真、
3年生の虫探し

向こうにいる男の子たちは何かを見つけたようです。
カメラのシャッターを押したあと近寄って聞くと、「カラスの羽を見つけました!」と答えて、大事そうにしまっていました。優しい気持ちを持った子供たちです。

今日もたくさんのお客様がありました。
日本では10連休の超長期のゴールデンウィークですから、この休みを利用してヤンゴンを訪れる方が多いのです。一度、日本人を訪れてみたい、とのことから教職員のお知り合いが来校されました。NHKの教育番組を手掛けた方、海外子女教育財団との関係で、私たち在外施設に教材を提供している会社の方などです。
新校舎に感嘆されながら、海外の日本人学校が決して日本の教育環境に見劣りしていないことを知り、また、常夏のヤンゴン、暑い日が続く中でも元気に活動しあいさつをする子どもたちと会って、笑顔でお別れをしました。
このお客様たちからも「校長室便り」見てきました、とのうれしいお話をいただきました。お愛読、ご来校ありがとうございました。
午後は、二年後?の入学希望のご家族とお会いしました。入園式でお待ちしています。

夕刻には、
在ミャンマー日本大使館に、日本人会役員として役員の皆さんと一緒に特命全権大使へのご挨拶に参りました。
大使の言葉の中で「日本人学校の運営は日本人会として重要なこと。」との内容のお話をいただき、あらためて襟を正し、自分の職務の重大さを実感しました。
私以外は皆さん大使とも何度もこれまでお会いしているようで、緊張感の中にも和やかな謁見でした。

その後大使館の会議室で、日本人会の役員会が引き続き開催されました。
役員の皆さんが、それぞれご自分のお仕事がありながら、ボランティアとして役員を引き受け、ヤンゴンに住む日本人の絆を強め、少しでも役に立つような会にしていこう、との高い志と意欲にあふれた集まりでした。
このような集まりの一員となれたことはとても光栄なことだと、心に刻み、大使館を後にしました。
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